crashRT のブログ

技術とかそれ以外とか

WLX313を買ってみた

YAMAHAのWLX313を買ったので,初期設定でしたこととかを書いてみます.

買ったもの

network.yamaha.com

YAMAHAのWLX313というアクセスポイントを買いました. エンタープライズ向けのAPっぽい機能は一通り揃っています. コマンドでの設定とか監視系の機能とかRADIUS認証とか.VLANも喋れるみたいですね.あとPoEに対応しています. APも色々いじってみたい.

e-TRENDで2万円ちょっとくらいの値段で売ってました. 新品で買おうとすると数十万とか数百万とかかかってしまうルーターとかに比べたらとても良心的な値段... まだ手が届く範囲なので,新品を買うことにしました.

www.e-trend.co.jp

接続

昔買ったciscoの891FJがPoEに対応していた気がするな~と思ってそれに接続する気満々だったのですが, どうやらcisco 891FJのPoEはオプションだったらしく使えませんでした...(800-IL-PM-4という電源アダプタが必要らしい?) しかもWLX313に必要なPoEはIEEE802.3at(PoE+)なので,仮にアダプタがあったとしてもIEEE802.3afしか対応しておらずどちらにしろ使えない,という...

仕方ないので,ヨドバシカメラに行ってTP-LinkのPoE+対応スイッチを買ってきました. このスイッチに接続するとちゃんと給電され,無事起動することができました.

初期設定

無事起動できたので,ここからは初期設定です. WebGUIもありますがせっかくコマンドが使えるので,最初はコンソールケーブルを繋いでターミナルからの設定に挑戦しました. コマンドリファレンスは以下のサイトで公開されています.

www.rtpro.yamaha.co.jp

macscreenコマンドで素直に接続できました.

基本設定

管理ユーザーとしてアクセスします. 初期状態ではパスワードは設定されていません.

administrator

DHCPで取得されたアドレスは以下のコマンドで確認できるので,telnet経由で操作しても良いです.

show status dhcpc

管理者パスワードを設定します. コマンド実行後にパスワードを入力するプロンプトが表示されます.

administrator password encrypted

機種名を設定します.

system name magellan

IPアドレスを設定します.特にVLANを分けるつもりはない(アクセスポートでルーターに接続している)ので,VLAN ID は1を設定しておきます.

ip vlan-id 1 address 192.168.xxx.xxx/24

デフォルトゲートウェイDNSサーバーを設定します.

ip route default gateway 192.168.xxx.xxx
dns server xxx.xxx.xxx.xxx

無線の設定

次は無線の設定です. こちらもコマンドからの設定に挑戦していたのですが,あまりAPに詳しくないこともあって正しく設定しているつもりでもうまくできず... 一旦WebGUIから設定することにしました.機能とかを理解してからまた挑戦してみようと思います. 細かい設定はよく分からないのでほとんどデフォルトのままです.

最後に

無線の設定は結局WebGUIからしてしまいましたが,無事使えるようになりました. APのことはまだまだ何も分からないので,少しずつ勉強していこうと思います. 次はSYSLOGとかSNMPとか使っていい感じの監視をやっていきたいです.